カムチャッカ半島沖の海洋生物大量死は、火山活動や地震などの一時的現象や化学物質流出の人災ならまだずっとマシでした。その場を乗り切ればいいだけだからです。
気候変動による海洋生物のドミノ倒しの死だとすると、今後人間が食べる食料にもっと死活的に重大な危機が迫っている可能性が出てきます。
この騒ぎが起こっていた先月の14日、富山の熊野川でも数千匹の鮎の大量死がありました。
人間社会を包含する地球の生態系全体、その背景が変わりつつあるのかもしれません。n160027

カムチャッカ近海の生物大量死の原因
カムチャッカ半島近海の汚染は、9月半ばにサーファーらが目の痛みや吐き気、食中毒の症状を訴えたことで注目を集めた。同時に、カムチャッカの名所であるハラクトィル海岸では、地元住民が数百もの魚介類の死骸を見つけ、グリーンピースは沿岸の水中に発生源不明のしみや黄色い泡を確認した。これは海面近くだけでなく、水深の深いところでも見られた。
原因は毒素、ただし海藻由来
原因は自然現象の赤潮(毒素を分泌する微細藻類の異常繁殖を学術用語)だというのが現在の公式の説だ。カムチャッカのケースでは、毒素を出したのはギムノディニウムという種の藻である。「この藻がさまざまな毒素を大量に生産したのだ。興味深いのは、この毒素が無脊椎動物にしか作用しないということだ」とゼムツォフ氏は語っている。
サンプルからはこうした毒素が高濃度で検出されており、この仮説を支持する結果となっている。加えて、海中に見られた黄色い泡も微細藻類の大繁殖に特徴的な現象だ。
カムチャツカの海に異変、ウニやヒトデ大量死
当初、多くの人が化学物質などによる水質汚染を疑ったが、科学者らの調査によると、原因はおそらく藻類の大量発生(藻類ブルーム)だという。そうなると問題はますます深刻だ。地球上の海洋環境の中でも特に生物多様性にあふれ、ニジマスやラッコといった絶滅危惧種が暮らすこの場所に、気候変動の影響がおよんでいる可能性があるからだ。
「藻類ブルームがここまで大きく広がるとは予想していませんでした」と話すのは、ロシア極東連邦大学の海洋生物学者キリル・ウィニコフ氏だ。「前代未聞の例です」
カムチャツカのベズイミアニ火山が噴火開始 10キロの噴煙を噴き上げる
2020年10月22日
22日、カムチャツカ半島のベズイミアニ火山が、海抜10キロの高さまで噴煙を噴き上げた。ロシア科学アカデミー地球物理局カムチャッカ支部が発表した。
発表によると、噴火は現地時間の8時に発生した。火山灰の爆発的な放出は、海抜およそ10キロの高さに達した。
ベズイミアニ火山は1年を超える期間、活動を示してこなかった。同火山が前回、最後に噴火したのは2019年。
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