デンマークでミンクに由来する変異株に感染したヒトの感染例の報告
WHOによると、6月以降デンマークではミンクに関連したヒトの新型コロナ感染例が少なくとも214例報告されており、このうち12例が"cluster 5"と呼ばれる変異株に感染していたとのことです。
12例の感染例を調査したところ、現時点では臨床症状、重症度、感染のしやすさなどは大きく変わっていないようですが、この変異株が従来の新型コロナウイルスの中和抗体に対する感受性が低下していることが注目されています(中和抗体とは、特定のウイルスに感染することでヒトが作り上げた免疫のことを指します)。
中和抗体への感受性低下、が意味することは? この"Cluster5"変異株では、スパイク蛋白に3つのアミノ酸の変化と2つの欠損が生じていることが分かっており、これによって中和抗体に対する感受性が低下しているようです。
中和抗体への感受性が低下している、ということはこれまでの新型コロナウイルスに感染したヒトが獲得した免疫が、新しい変異株には抵抗力が下がる可能性があるということになります。
つまり、過去に新型コロナに感染し免疫を獲得している人もこの変異株には免疫があまり役に立たず、容易に感染してしまう可能性が危惧されます。
また、現在開発されている新型コロナワクチンの多くはこのスパイク蛋白を標的にしていることから、スパイク蛋白の変異がみられる"Cluster5"変異株に対しては有効性が低下する可能性もあります。
コロナ、変異で感染力強く 東大がハムスターで実験
現在世界で流行中の新型コロナウイルスは、初期のウイルスに比べ、変異によって感染力が強くなったことをハムスターの実験で確かめたと、河岡義裕・東京大医科学研究所教授らのチームが、13日付の米科学誌サイエンス電子版に発表した。
新型コロナは当初、中国・武漢市で流行したが、チームによると、感染に関わるタンパク質が変異したウイルスが出現。この変異ウイルスが欧州を起点に世界へ広まり、拡大を続けている。
河岡さんは「人でも同様と断言することはできないが、変異が感染拡大に影響した可能性は高い」と話している。
新型コロナ感染の後遺症で脳が10歳も老化する?
<新型コロナ感染症にかかった人の脳は、最高で10歳も老化し、高度な思考力が目に見えて減退する可能性があるという恐るべき研究結果が発表された>
今回の研究では、参加者約8万4000人のうち、ウイルス検査で陽性が確定していたのはわずか361人であったため、研究結果は確定的とはいえない。
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