持ち歩く必要がない「存在・意識・至福」は記憶とは関係がありません。
記憶はこの意識の中に含まれますが、記憶はこの意識を包含できません。
ですから空港の手荷物検査で引っかかることもありませんし、
夢の中に持っていけないこともありません。
常にある、は常にあるのです。
対象を見つけようとしない態度の中に、既にそれが含まれています。
こだわらない態度、執着しない態度、考えうる限りのもっとも柔軟な態度、
型はそこから生まれるのであって、型からそれは生まれません。
HN:
Fiora & nobody