自分の怖れだけを見つめていると、自分という広大な「存在」のほかの部分を見ることができません。悩みにぶつかっているときには、道を示してくれるよう、悩みから解放されるよう、その意味が理解できるよう、心の平安が得られるようにと祈るのです。そして、誰か天上にいる強力な存在に、自分の悩みを全部取り除いてもらいたい、と願うのではなく、悩みがそこにあるのだから、それとともにいようと考えてください。そうすると、自分の今の悩みは、自分のなかほんの小さな部分にすぎなくて、そのほかの部分は、おかげさまで、ちゃんとやっていっている、ということに気づきます。悩み以外の自分の部分である叡智や深い理解を通して、自分の悩みが何であれ、自分の怖れが何であれ、自分の状況が何であれ、それらを意識的に受け入れられるようになります。そのような見方をすることで、悩みを喜んで受容することができるようになり、それを楽しむということさえ可能になります。



南極の氷:増えていた 92〜08年観測、NASA発表
【ワシントン共同】米航空宇宙局(NASA)は、1992年から2008年までの間、南極の氷は増えていたことが人工衛星による観測で分かったと発表した。国連の気候変動に関する政府間パネル(IPCC)が13年に出した報告書などでは、南極の氷は全体として減り続けているとしており、NASAのチームは「食い違う観測結果」としている。
氷床表面の高度を観測したデータによると、92〜01年にかけて氷は年間1120億トン増加、03〜08年にかけては鈍るものの、年820億トンの増となった。
チームによると、大陸西部の南極半島などではほかの研究と同様に減り続けているが、西部の内陸部や東部では、減少分を上回る勢いで増えていた。氷床試料の分析などから、南極では1万年ほど前から降雪量が増える傾向にあり、これが解けずに蓄積したのが原因とみられる。
ただしチームは「西部での減少ペースが今のまま続くと、全体でも20〜30年後には減少に転じるのではないか」と指摘する。



東京電力は10月29日、福島第1原発2号機で格納容器に通じる配管がある小部屋を調査した結果、放射線量が最大で毎時9.4シーベルトだったと発表した。45分程度とどまれば人間が死亡する高線量で、東電は除染に1カ月以上かかるとみている。
東電によると、小部屋は格納容器の外側にある。今年8月に配管からロボットを投入し格納容器内部の調査を行う予定だったが、線量が高く実現の見通しは立っていない。
小部屋の調査は9月4~25日に実施。線量は床面の溝部分が最も高かった。事故による高温で設備の一部が溶け出した影響が考えられるが、詳細は不明。東電は30日からロボットを使って作業を始めるが、除染は計画通り進んでも12月までかかるという。





9.4シーベルトという放射線量は2011年3月12日に最初にメルトダウンが起きた直後に記録された放射線量の24倍とのことです。


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