ネット上の心ない中傷にかつて悩まされていたスマイリーキ○チさんが書かれていたんですが「感情に流されると加害者になるぞ」と。2015年のイスラエルのバスターミナルで起こった痛ましい冤罪リンチ事件も「当然確かめるべきことを確かめていない、群衆心理に流されてしまった加害者たちの危険性」が浮き彫りになりました。誰でも加害者になりえます。そして正当化は許されません。感情に流されると加害者になるぞ。すごく深い言葉だと思いました。n


3年前のこの時期、日本中がベッ○ーさんのスキャンダルで騒いでいました。その2週間後に私は京都の遷都のことについて連絡を受けました。テレビのニュースとは異なる「あちら側のニュース」のようでした。人には普段誰にも見せない本心というものがあって、一人になるとそれと向き合う時間が増えます。顕在意識の意見、特に自分の意見だと自分で思い込んでいるものと180度違う本心があることがあります。本心と意見がかなり違うときは、自分が浅いことが多いです。本心はもう少し、「人の涙」にも寄り添えるものが多いようです。「自分の涙」ばかりで視野をいっぱいにしてしまいがちなんですが、周囲の人にも涙があって、それを視野に収めておけない時は、バランスが悪い可能性があります。ただ、ただ、それはとても難しい問題で、人が責任を持つべきなのは、「どこまでいっても自分に対してだけ」です。そういう足元が疎かになっていると、責任の範囲を他人の領分にまで広げてしまい、フワフワと空中に浮遊して、大きく転びます。足元はしっかり自己責任で、それでいて目線は他人の涙まで視野に入っている、そういうバランスに近づきたいと、ふだんそれが全然できていないからより強く思います。n


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Fiora & nobody