第三のヒロシマ前夜7


妥協、というのはある。だが、妥協の果てに、魂が損壊したと言われる男を見るのはうすら寒い。有名な24のジャック・バウアーは「最初の妥協をしないこと」だけが悪への防波堤だと喝破した。善悪自体は相対的に変動するものだと思うが、良心からの呼び声を無視する一瞬、その一瞬をどう扱うかに未来がかかっている。


何事も確実に言えることが少ないなかで、一つかなりの精度で言えることが、「不自然なフォームはいずれ破滅する」だと思っている。どんなことにも言える。日本の憲法9条は不自然なフォームだったかもしれないと思う。平和を愛する諸国民ばかりだったら拉致もなかったし、他国機が領空を侵犯することもない。北朝鮮も不自然なフォームだ。お互い、正される。だが同列ではない。日本の憲法9条には日本人が戦争の本質を体得した血と祈りが混ざっている。ただ誤りと欺瞞、現実逃避も混ざっていたのだと思う。平和は言葉を投げかけ、何もしないことで希求する者ばかりだったら、生まれ得ない。
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