フィオラは峠力(とうげりょく)をなんだと考えていたんだろう
定義できる力なのか
初期に言われたことは
1、神を信じてね
2、素直にね
このふたつだけだった。
あなたは現在崖上におり
下は荒れ狂う嵐の海
この嵐の海には混沌が、多くの汚れが、
闇の海の怖さが、なにもかもがごった煮で、
視界不良だし、
峠そのものを歩く一歩一歩のことと、
一歩踏み外せば落下して巻き込まれる混沌の海と嵐
平和な光景ではない
きっと
神を信じないまま一歩一歩歩む人のことは想定していない
素直さが欠けている人、柔軟性が欠けている人のことは想定していない
彼らが、峠を歩めるとは想定していないのだと思う
我が強ければきっと、嵐の海に消えるのだと。
03 2024/04 05
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Fiora & nobody