フィオラがただ一言面と向かって私に告げた言葉である
『かえりなさい』


が何を意味するのか私は熟考しはじめました。
もちろんフィオラに直接聞いたのですが、彼女はこれに関してはどちらともとれる答えしか返しませんでした(つまり私の死期が近いのか、精神的なアドバイスなのか、曖昧な答えでした)
それか私が彼女の言葉を聞き取れなかった可能性もかなりあります。


最初はもちろん、夢から朝起きる日常の世界へ「帰りなさい」だと思ったんです。
でも逆かもしれないとも思いました。
「あっちの」世界に帰りなさいかもしれません。
全然私は死ぬ予定はないのですが、透明な光が画策するとなると逆らえません。
その場合、私は火葬されるまでに今まで隠し続けてきた体験のことなどを誰にも話さず、何にも書き残さず逝くのは嫌だと思いました。それがどんなにつまらない話でも、私の人生の軌跡そのものでした。つまり遺書です。この理由がブログで日記をつけることにした一番の理由です。


さらに考えました。
「どこへ」かえるのか?指定していない言葉の意味を熟考しました。
私には思い当たることがありました。


8歳の時みたあの場所かもしれない。ただそう思いました。
もしそうなら、それはずいぶん高い山に登ろうというのと一緒です。
かえれるのかどうかはわからないけれど、日記をつけることにしました。
航海日誌か登山日記か漂流日記かわかりませんが、日記を残そうと思ったんです。
フィオラの花の一字を入れて、咲き誇る大輪の花という名前のブログをつくりました。
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