人は死亡する際(また誕生する際も)、二つの路線の内のどちらかにいます。
一つは大神様の主宰する本線にいる場合。
もう一つは勝手に興奮し、勝手に絶望する自己都合の輪廻、七転び八起き線とでもいえばいいのでしょうか。人間の多くがハムスターのように「法則として、自分で廻したから自分で走らされている」囚われの路線です。
これを勧告するためにここにいます。


いま、本線にもどってください。
もうあとでは間に合いません。


意外に思われるかもしれませんが、下界と呼ばれる地上界の汚れが問題になっているわけではないのです。
本当に汚れているのは、上の、世界なのです。


今まで人生の中で、右に行くか左に行くか数々の選択があったことと思います。
その壁の材質、迷路の材質は、上の世界を覆う、この「汚れ」でできていました。どういう意味かは自力で確かめてください。


あなたが誕生する際、多くの基礎的な確認を済ませました。覚悟は勿論、すべてはこの
「本線上で」
行われるという意思確認です。過去に複数の人生で負った傷をどう扱うか、どう対峙するかも本線の計画に基づいています。今、多くの方(70~80%)の現状は、これらの契約をまるでなかったもののように扱ってしまっており、形骸無実化しています。それで大変困るのは、死亡時に本線にいなかった方たちです。


もしこれが困らないなら、あとでどうこうできるなら、こういう連絡はいたしません。


わたしが手助けできるのはこれが最後かもしれません。
ですから真剣に検討いただけることを願います。


いま、もどってください。もう間に合いません。

2018年8月28日



船は出る


いろんな港から、いろんな船が出ます。港や船によって限界があって、それは正しいとか間違いの話ではないと思ってるんです。私の所属する港では、どうも出航を待つタイミングは既に限界のようです。峠力(とうげりょく)から半年、船は出て、もう港には戻れない片道切符のような雰囲気です。


フィオラが最初に私に言った言葉は、面と向かって
「かえりなさい」
でした。
しばらくの間、どこに? と反芻していました。幽霊目撃談っていっぱいあります。変な台詞を口にする霊の方も多いでしょう。私が遭遇した方たちの目的とか、背景を私はまったく知りません。失礼ながら、ちょうど草むらで出会った蛇の生態を知りえず、推測もできないように。
ですから、怪しい言動には従わないし、意味がないと感じることにも従いません。
でもフィオラは、そして、違う方も、神との関係についてだけ言及しました。宗教に入ってほしいとも言われていません。ただ単に、利己的な自分流から離れ、大神様に感謝と敬意を払う人間となるように、と忠告を繰り返されただけです。近くの神社に5円玉1枚すら奉納することも要求されていません。だから彼らの利益目的の言動には思えず、耳を傾けているんです。
もしその「かえりなさい」が今回の「本線」と同じ勧告を目的としていたなら、意識外から来たこれを大切な機会にしたいと思っています。n
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Fiora & nobody