S(スプラナ)定着について その2


下の動画のワイパーのたとえ話もとてもわかりやすいです。
S(スプラナ)というのはワイパーがびゅんびゅん通り過ぎる中で動かない道路のことです。


後頭部に意識の焦点があたるというのは結果にすぎません。
つねに顔の真正面を見ていればいいんです。
つねに、真正面です。


正面に、想念は通過しているでしょうか。
想念がワイパーです。


道路を見るには、想念と想念の間を見ます。
具体的に言うと、


想念を新幹線のようなものと捉えた場合、
先頭車両がやってきて、胴体が通過し、最後尾車両が消えていきます。


この最後尾車両、お尻の部分に注目します。


「おにぎり」という4文字の言葉の想念なら、「り」の部分ですね。


この最後尾車両が通過していくと代わりに空間が生まれてきます。
飛んだトビウオが湖面に波紋を残して沈んでいく一瞬をとらえ、湖面にのみ集中するんです。


ワイパー(新幹線、トビウオ)が通り過ぎるところ、
想念が「消滅」しかけるところに集中して、生まれた空に意識が自然にとどまります。


これがSです。振動しているというのは、空に意識をとどめるならすぐわかるようになります。


両目と両耳を結んだ台形の中心、
息を吸い込んだときの呼吸の上端(つまり喉の奥に感じられる後頭部)


ここに常に意識の焦点がとどまるようになります(前方を見ているのに、物質的な対象物は見ていないで、想念と想念の隙間、非顕現の空間を見ていることになります)。


顕現ではなく非顕現を見ています。
言い換えると「名前とカタチを見ていません」


この微細なSというデフォルトの意識の焦点にとどまり、
流れてくる想念に「ついていかない」ようにします。
実際デフォルト状態ではついていかないんです。


ところが「必ずついていく癖」が出来上がっています。
この癖の解除に時間がかかります。


この一連の流れがS定着です。


S定着に関してはその1、その2ここまでの内容でいいと思い直しました。
これ以上長々書いてしまうと余計な情報でかえって伝わりにくくなりそうです。


1、つねに1秒以内に思考に気づき
2、正面を見て想念の消滅を確認してからスプラナにとどまります。


状況が変わるのは、想念がまったく出なくなったときに変わっています。
想念が止まらない場合は、「私」を「現す」「引き起こす」のをやめてください。
「私」そのものが「想念」です。


これを実践してかつ、想念が止まらないなどの場合はご質問いただければと思います。



ありがとうございました。
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