悪に落ちないためには何が必要なのか?


それを私は「踏み絵」だと思っている。よく復讐するために、無関係の人間を巻き込むことを許容してしまったような話があるが、復讐のためにその加害者は無関係の人を踏んだ。要点はそこだと思う。
なぜ踏んだ? どうして踏んだ?
悪というのは、足が向く方向の下に「誰かを踏んでいる」。
それを踏みつけることの意味から目を背けている。
本人は別の方向に行きたかったと言うかもしれない。
この「踏みつけたなにか」は人だけではなく、大なり小なりなにかを、踏みつけている。
何を踏んでいるか本人は気づけないのではなく、意図的に目を逸らしている結果、踏みつけることができている。
悪に落ちないためには、自分の足の下を見ることだと思う。
きっと下には何かある。
踏みつけている何かがある。
自分が踏んでいるなにかをじっと見ていることが、次の絵を踏まなくなるための抑止力だと感じる。n



前にこう思ってた。
人が神に寄り添おうとするのであって、逆じゃない。
この神という文字を、愛という手垢のついた文字に変えても同じ。
人が愛に寄り添おうとするのであって、逆じゃない。叡知もそう。
人が叡知に寄り添おうとする。
逆っぽいと感じるときは、アンタもう堕ちてると。
立て替え立て直しとかの呼び名は知らない。
大激震がはしるとき、
これらが「逆」である人は選別される。自動的に振り分けられる。
神を、愛を、叡智を、自分に侍らせようとしていた。
そういうことは明らかになる。
白日のもとにさらされる。
態度が照らされるのに、言葉は要らないらしい。n090012



混乱続くイラク首相選び イランが政治介入
2019年12月8日 東京新聞
【カイロ=奥田哲平】反政府デモを受けてアブドルマハディ首相が辞任するなど混乱が続くイラクで、隣国イランの政治介入が強まっている。AFP通信によると、精鋭軍事組織「革命防衛隊」の幹部が十一月末から現地に入り、後継首相選びの協議を主導しているとみられる。デモ隊はイランにも批判の矛先を向けており、反発が強まりそうだ。
イランにとってイラクは、中東地域での覇権拡大主義を支える友好国の一つ。政治軍事両面で強い影響力を持つ。アブドルマハディ氏が十一月末に辞意を表明したのを受け、革命防衛隊で対外工作を担うコッズ部隊のソレイマニ司令官がイラク入りし、秘密裏に各政党との協議を始めたとされる。親イラン政権を維持する狙いだ。
これに対し、イランと距離を置く国会最大会派のサディク・アルスレイティ議員は本紙に「介入を避けるため、大統領がデモ隊代表者と直接対話し、首相候補を決めるべきだ」と提案する。イラクにおけるイスラム教シーア派最高権威シスタニ師も六日、イランに言及せずに「新しい首相は外国の介入を受けずに選ばれなければならない」との見方を示した。
高い失業率や劣悪な公共サービスに不満を持つ若者らのデモは十月から続き、治安部隊との衝突などで四百四十人以上が死亡。イラン領事館への襲撃も相次いだ。六日も首都バグダッドのデモ隊が集まる広場で、何者かが車両から発砲し、治安部隊三人を含む十九人が死亡した。
米財務省は六日、デモ参加者殺害に関与したとして、革命防衛隊とつながりの深いシーア派民兵組織幹部三人を独自の制裁対象に指定した。シェンカー米国務省次官補はソレイマニ司令官の動きを「主権侵害だ」と非難。イラク情勢を巡っての米イランのつばぜり合いも激しさを増している。








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