有限のレベル３（思考・感情）と無限のレベル４（ただ在る）


こんばんは。今夜は身近にある有限と無限。
レベル３とか４という書き方を私がなぜするのかというと、エゴが一番喜び、そして嫌がる言葉だからです。私はレベル１３で、あなたは１２と発言された時に人のエゴは猛烈に怒り出します。エゴの注意を最も引ける言葉がこの「あなたは○○レベル」というデタラメ発言です。


エゴが最も怖れる状況です。対等ではなく、誰かの下かも知れないとエゴは極端に怖れています。いつも怖れています。だから一番になりたい！という大人がたくさんいます。


真実はまったく違います。全員はぐうの音も出ないほどに「対等」です。「平等」です。宗教上の伝説の人物さえ、現代の一般人と本質的に何も変わりません。存在するのは大いなる一です。愛は対等な者同士にしか流れません。あなたはネコを下等生物と見なしていますか？いいえ、そう見なしていたら愛せるわけがないんです。本当にまったく同じ、なんです。だから全員は全員を愛しています。全員は全員から愛されています。それを徹底的に忘れているから、苦しみがあります。


レベル３とは真我を思い出す前に人が自分と同一視する中核部分（肉体もそう）です。このエネルギーは有限であり、レベル４は無限です。無限ということは疲労とか、エネルギー切れがなく、いつまでも続くエネルギーだということです。消えないエネルギーなんです。最奥の虚空はエネルギーですらなく、あらゆるエネルギーを無尽蔵に生み出せる無です。


この話の本質は、あなたが虚空であり、あらゆる無限のエネルギーそのものだと言うことです。
ですからレベル３への同一視自体が錯覚であり、疲労が錯覚であり、演技であり、フリ、なんです。確かに肉体は疲労しますが、精神力というのは本来無限です。


空を大量の雲が覆っていて、あなたが雲に焦点を合わせているというのが現実であって、あなたは空です。最初から空ですし、これからも永遠に全知全能の空です。どれだけ無力な演技を熱心な役者として演じているか、です。


あなたは低レベルと言われて怒り出すのは、相手の発言が失礼だからではありません。あなたがあなたを無力だと信じこんでいるから、雲との同一視が激しくて、空の自分を忘れているからです。ですから怒りが発生した時は、同一視に気づいてください、本当のわたしをどうか思い出してくださいという天からのメッセージです。


最近よく舌打ちが出る方いますか？あなたは自己否定に巻き込まれていて、猛烈に自分を責めています。そして何より、本当のわたしが誰なのかを忘れています。見失っています。それは本当のわたしが設置した意図的な状況であり舞台です。苦しみ続けたくないなら、今すぐ思い出してください、そう言われているんです。


愛と運命を司る皇（すめらぎ）はあなたを苦しませたいからひどい状況を配置するのではありません。あなたが、忘れている空を思い出す決心を自分でするまで、最適な状況をつくり、呼びかけているんです。


雲を自分そのものだと同一視している状況から視線を外してください。別のものに焦点を合わせるんです。「誰？」「常にある」「瞬間（いま）体験する」どんな方法でも構いませんから、自分ではないものを自分とみなす巻き込まれパターンと別のものを「選択」するんです。


何を選択するかはどうでもいいんです。


選択が、できる。


それさえ１００％の確信を持っていただければ、思い出せます。確信が生まれるまで、自分で体験的データを積み重ねるんです。誰も本人に代わってこの作業をやってくれる人はいません。確信が生まれるまで反復実践を繰り返せば、この世界がカモフラージュの世界だと思い出せます。


条件は何もありません。あなたはいつでも全知全能の神であり、苦しみは勘違いから生まれています。


空が雲を見続けて、自分は雲だと思い込んで、私は吹けば飛ぶようなちっぽけな存在だと思い悩んでいる。あの雲の方が大きくて、美しいから、比較すると私は悲しい。そんなふうに思い悩んでいる。悲劇か喜劇かわかりませんが、一言で、勘違いです。


勘違いをやめてください、とスピリチュアルの知恵は言っているだけです。別に演技は個人の自由なんですけれども、苦しみの演技は、わざとなんです。どうしようもなくて巻き込まれているわけではありません。


演技中の役者が、「私は選べない」と思い込んだら悲劇になるんです。
すべて深刻になります。世界は暗雲につつまれます。選べないなんて、ただの手書きの嘘なのに。


ですから、好きでやってるのでない限り、苦しみは「不要」です。苦しみがまだまだ必要だという発言は理解の浅さか、無知からやってきています。皇は私たちの成長に、苦しみパターンが必要だと思っていません。それを信じているのはヒト側だけです。成長さえしてくれるなら、愛と喜びのパターンこそ皇の与えるすべてです。あなたは今すぐ苦しみの演技をやめられます。どうかその選択権が今この瞬間にあることを確信できるまで、続けてみてください。


この自分に、ありのままのみんなに、今日をありがとう。