鐘楼


青い鐘が鳴ります。あなたにとって大切なものはただの一度も、一瞬たりとも離れたことがありません。たしかに忘れました、が離れていません。失われていません。


安全地帯は常に永遠に維持されているから、遊んでいられるのです。
それは全員の基盤となる認識です。なぜ人型となったのかの第一の承認理由も、ここが安全だからです。


人型となったあなたは、事実を誤認することももちろんわかっていました。あなたはあなたが誰なのか、忘れるということです。動き、変わり続けるものに、傷つけられることがありうると認識することで、あなたはスリルを味わいます。


一時的な忘却とは言え、思い込みの中ではあなたはとても危険な世界の住人です。一瞬たりとも気が休まりません。本来のあなたの安全に対する感覚と、人型のあなたの危険に対する感覚には文字どおり天と地の差があるため、あなたはあなたを時に恨むでしょう。


シナリオがひどすぎる。そう言いたいこともあるでしょう。
空間が安全であろうと、空間の認識に転換できないかぎりは、ここでの苦痛は本物なのだ。どうして虐待などが含まれるシナリオを承認したのか。


わたしに言えることは、いまあなたにあるものが、いまあなたにある。そういうことです。
神は、あなたを見捨てたことは一度もありません。見捨てられているという想いは、あなたの中にある錯覚です。それを味わっているのなら、無意識であることをやめなさい。


わたしたちは苦しんでほしいなどと願ったことはありません。神が無意味に苦しむなどということをする、またはしなくてはならない存在だとでも本気で信じているのですか?まだ信じ続けますか?神は全知全能です。


あなたは、神の答えです。たとえそれが人間の基準でどのように見えても、事実は事実です。あなたの幻想に力などありません。


多くの断片が誤解していますが、それが神の答えです。
断片の本来の意味は、全体からしかわからない。そうでしょう?


もどりなさい。かえりなさい。
いつかえってもいいですが、くるしむのに嫌気がさしてきたのなら、もうあえて人型である必要はありません。


あなたは意識意識と言いましたね。それで構いません。
あなたの本来の力をそれそのものに向けることで、自覚と統合を遡るのです。


全員、奥底で覚えています。忘れていません。離れることなどできないのですから。


かえるなら、かえりなさい。もしつづけるのなら、無意識のまま泣き言を言う矛盾にはもう自身で気づいていてください。


あなたの真実はいま、ここにあります。


今日をありがとう。
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