「ふつう」は特別ではありませんがふつうから「にげない」ことは特別です。


わたしたちはすでにその体験をしています。体験はひとつしかありません。
体験のなかに何を見出しているかは異なるかもしれませんが、全体は不可分であり、わたしたちはわたしたちというオーケストラです。


全体性の本質はいまイエスと言うこと、というより、イエスで在ることです。
わたしたちそのものが最初からイエスです。


極めて珍しいタイプが「にげない」タイプなんです。


ふつうから「にげない」
現状から「にげない」
これがこれであることから「にげない」


私は違いのわかる男・女であるという認識へと「にげない」


そう感じます。



神の深緑(しんりょく)フィオラ


並木があって、その深い緑、鮮やかな緑、光に満ちた緑を見間違えることはありません。
見間違えるかな~と感じるなら神の深緑ではないのです。


ハッとするほど美しい、新しい緑、神の息吹に触れている緑を感じることですよ。


その緑はほんとうの意味で平等を、自由を、わかっています。感じているのですから。



非常にお馬鹿な話かもしれませんが、わたしは死神を信じます。


そして、「霊魂」の動きを重要視する霊性の分野を信じています。


虚空に行き着いたであろうニサルガダッタがパンやケーキ(つまりあの世などを含む顕現の階層)のことはよく知らんと言った言い草がこれからは不適切なものになるだろうと感じてもいます。
(真我実現こそ優先順位の第一位という考え方は同じです)


先日、目が飛び出るほどのイベントは起きると思うと書きました。
人類のあり方を修正するために、学びのためにあの世がたてる計画の「突飛さ」こそ警戒すべき未知です。


もちろんですね、こういう意見の人間は少ないかもしれません。
反対意見も多いと思います。


霊性の分野、スピリチュアルの分野はある一点で二手に分かれていると思います。


悟りや愛を最優先することは共通で、
その上で霊魂を重視するか、否かです。
(ラマナ・マハルシやニサルガダッタ・マハラジは重視していなかったと感じます)


古今東西のあらゆる宗教は徹底的に研究され尽くした結果、
「霊魂」を肯定したものとそうでないものに大きく分類できるそうです。


現代の霊性の分野もこの一点で真っ二つに分かれるんです(概念的にという意味ではなく、実質的にです)。


霊魂の事情を「知らない」「研究していない」「そのためあの世の事情を知らない・研究していない」という人たちは科学的にも研究が進んでいないです。


霊魂重視派は、一見すると超能力っぽい力を生まれつき使用できたりする人が多かったので、オカルト的に蔑視されてきました。今でもそうです。


蔑視が緩くなってきたのは、科学的に状況証拠が積み上げられているからです。
否定するには質量的に現実的でないほどの証拠が挙がっていますので、科学的検証の前提を否定・無視する方向で住み分けされているのが現状です。


個人性、個性、多様性のようなものを強調することは「悟り・覚醒」にはマイナスだとする捉え方もあるので説明には細心の注意が必要でしょうが、


これから起こることを読み解く上で、霊魂とその背後の事情は欠くことができないとわたしは感じています。



ゴルディアスの結び目


その昔、権力争いにあけくれたフリギアでは、世継ぎの王がいなくなってしまった。そこでテルメッソスの神サバジオスに、臣民が次の王がいつ現れるかの託宣を仰いだ。すると、預言者の前に牛車に乗ってやってくる男がフリギアの王になる、という神託がくだった。ちょうど神殿へ牛車に乗って入ってくる男がいたが、それは貧しい農民のゴルディアスであった。にわかには信じがたい神託であったが、ゴルディアスの牛車には、神の使いの鷲がとまっていたため、それを見た占い師の女が、彼こそが次の王だと高らかに叫んだ。 ゴルディアスは王として迎えられ王都ゴルディオンを建てた。ゴルディアスは神の予言に感謝を示すため、乗ってきた牛車を神サバジオスに捧げた。そしてミズキの樹皮でできた丈夫な紐で荷車の轅を、それまで誰も見たことがないほどにしっかりと柱に結びつけ、「これを結び目を解くことができたものこそ、このアジアの王になるであろう」と予言した。その後、この荷車を結びつけた結び目はゴルディオンの結び目として知られ、結び目を解こうと何人もの人たちが挑んだが、結び目は決して解けることがなかった。
数百年の後、この地を遠征中のマケドニア王アレクサンドロスが訪れた。彼もその結び目に挑んだが、やはりなかなか解くことができなかった。すると大王は剣を持ち出し、その結び目を一刀両断に断ち切ってしまい、結ばれた轅はいとも簡単に解かれてしまった。折しも天空には雷鳴がとどろき、驚いた人々を前に、大王の従者のアリスタンドロスは「たったいま我が大王がかの結び目を解いた。雷鳴はゼウス神の祝福の証である」と宣言した。後にアレクサンダロスは遠征先で次々と勝利し、予言通りにアジアの王となったという。
この神話部分は、古い伝承ゆえの多くのバリエーションが存在する。ゴルディアスにはミダースという息子がおり、その息子が王になったとする話や、占い師の女と結婚したとする話などもある。


現代のゴルディアスの結び目こそ「私」という分離観念なのだろうと思います。
「私」を一刀両断すれば、シンプルにいま在ることができるのかもしれません。



この自分に、ありのままのみんなに、今日をありがとう。
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