「思考断続無意識状態」と「0秒連続意識状態」というかたちに分けて考えるなら、
1秒後(未来)や1秒前(過去)は実際には存在しない思考形態というかたちです。
思考そのものが断続しているもので、単なるエネルギーの動きです。過ぎ去っていきます。
始まりと終わりがあります。
0秒とは常に今実際に起きている出来事であり、たとえば音や触覚や嗅覚、思考や感情など、
今起きつつあること、今動いているエネルギーの感知です。
これは始まりと終わりがありません。


なぜかというと、個別のエネルギーの動きではなく、個別のエネルギーの動きに気づいている意識そのものが常に、永遠に、今に静止しているからです。
カメラで写真を撮ると今しか撮れないように、今は静止しています。今の内部にあるエネルギーは動き、始まり、終わります。私たちの努力と無関係に、今という0秒は静止していて、逆に肉体が動いています。始まり、終わります。
断続しているものに任せるから、限界に翻弄されます。無意識状態とは記憶という思考に意識を集中させることで、0秒の今に起きつつあることから目を反らすミクロの視点です。


0秒⇔思考
ひとつ⇔分離(思考)


これらの選択しかないとすると、断続無意識をもたらす主因である「思考(または無思考)」に常に気づいている状態を保つという表現か、「0秒または今起きつつあること」に常に気づいている状態を保つという表現か同じ状態を表す二通りの表現になります。


具体的に書くなら「音」は今実際に起きつつあることです。
「思考」は今実際に起きつつあること以外に意識を遊離させます。


音⇔思考


しかないため、思考に集中すれば音が聞こえなくなります。
音に集中すれば、思考が発生しなくなります。常に音に集中する訓練を始めると、


音→3分思考→音→20分思考→音…


と交互に「音(今)の忘却」がやってきます。
この「忘却時間」を計るのです。記録する必要はなく、大体何分忘れていたのか気づくようにします。
そして今起きつつある音に集中したまま、忘却時間を短くしていきます。


音→1分思考→音→4分思考→音…


そして0秒意識連続状態が現れはじめます。


音→音→音→1分思考→音…


起きている時間のほとんどが


音→音→音→音→音…


となったら定着です。


そして、訓練中に誤解しやすいのですが、


音→音→触覚→視覚→音…


など意識の焦点の比率が五感のどれに変遷しても「今起きつつあること」にとどまっている限り問題ありません。


0秒にとどまることがSです。過去や未来という思考にふらついて0秒に断続的な上書きをしている状態にただ気づき続けます。000000…0秒を連続させていきます。



「首なし騎士」と呼ばれるアイルランドの妖精に「デュラハン」というのがいますね。
ダグラス・E・ハーディングのheadlessは空想の視点ではなく、
視覚に忠実で観念を忘れ去った赤ん坊の視点です。
事実に基づいた視点はどうなるのか。
デュラハンになるのだ、と思いました。
人は肉体の形態(フォーム)をデュラハンになることで意識しなくなり、
自分ではなく「エネルギーの動き」に気づくようになる。
首や頭が丸ごとないことで「愛」の動きに気づくようになる。
内側と外側が逆であることに気づくようになる。
今この瞬間にあるのは、言葉や概念ではなく、
エネルギーの動きだけだとしたら、ありのままとは
エネルギーの動きのすべてに気づいていることだと思われませんか。



何かの違和感のようなものが私を動かしています。
微細な感覚で「こう」と表現しようのないものです。


リンクの記載位置を変えることにします。
これからは常に「先月末」の記事内に気になるブログ一覧を用意してまとめようと思います。


タイトルすら違和感が生じていて、タイトル付けもやめます。
「ひとつ」とわざわざ毎日書いても意味がないですから。
ただ今の私は「ひとつ」と毎日書きたいぐらいマスターキーを重視しています。
カテゴリーもないので、読んでくださる方には不便なんですが、カテゴリー分類をしたくないんです。


思ったことを毎晩吐き出したいという動機や願望が私にあるんだと思います。
何かを伝達したいわけではなくて、私がとりとめなく一番書きたがっているんです。



人様の希望には沿えないけれど、今日を生きている証に書いています。


シンプルに書く。


何の責任感も、圧迫感もなく、書く。


すごくそういうものに憧れている私がいます。


BSの紀行番組が好きなんです。


特にイタリアが取り上げられている時はじっと見てしまいます。


私はフィオラのことはわからないけれど、彼女にも人生を生きた時があったはずで、
どんな人生だったのか時々考えます。


何を食べてたんでしょう。


愛する家族はどんな人たちだったんでしょう。


どんなドラマを生きたんでしょう。


わかりはしないんですが、時々考えています。



最近記事に気合が抜けてるような気が自分でしてます。


今日もありがとうございました。
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