やまがみさんの本を読んでいます。
まだ読み始めたばかりですが、示唆に富んでおり、何よりやまがみさんの真摯な姿勢が浮かび上がってくるような本です。


いまここをありのままに体験している真の主体を再発見し(逆流しないぐらいまで)定着させる。


逆流というのは思考の虚偽に騙されて、自我という記憶の群像が真の主体を押しのけ、外側の世界に右往左往してしまう状態に逆戻りすることです。


3ヵ月~6ヵ月の反復訓練で定着を試みるとのこと。


主体発見のプロセスは思考に限らず、体の信号(えみさんのお知恵)や個人に合うものを使用します。


まず卓見に富むのが自我を「記憶」とおっしゃっていること。


あるがままにゆだねる→真の主体定着後は(自我の虚偽に騙されないため)結果を検証できるようになる
豊かな経験に裏打ちされた優しさが光ります。


この本の要旨はあくまでも、、
「真の主体」で生きる習慣を取り戻す。ここにあります。


我々には「真の主体」が何かを教えられた経験がありません。
物心ついた時には「肉体」こそ主体だ!という観念でコチコチの大人たちに育てられるわけですから。


ガンガジが言うところの
あなたが動揺しているとき、あなたの動揺に気づいている「意識」は動揺しているでしょうか?


やまがみさんはこの「意識」にゆだねて生きることを言われているのだと思います。


この本は理解するための本ではなく、体得するための本です。


まずは私自身が訓練して、体験の真の主体を再発見し定着させようと思います。
この日記で何日かかるか記録もとってみます。
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Fiora & nobody