魚眼レンズと言ってしまうと風景が少し曲がるだけのように感じますが、違うのです。


一時的な覚醒の瞬間


『爆発』がおきます。意識が文字どおり『爆発するように拡張』します。


我々が普段意識しているテリトリーがたとえば直径10mだとすると、地球の直径が約12,700kmなので、私が経験してきた地球の大きさ程度の拡張でも、127万倍になります。


1 : 1,270,000


ここで言いたいのは我々がどれだけ無理をして自分をこの小さな体に押し込めているか、その窮屈さを直観的にイメージしていただきたいのです。


「自我の膜」などと軽く書きましたが、127万分の1に自分を閉じ込め続けるような膜です。
それはもう尋常ではないシステムなのです。


そこで誤解が起きました。昔『それ』を見た人達は『それ』を神と呼び、ちっぽけな自分達を人と呼びました。
当然人間の日常意識とは何から何まで違うので、覚醒に至っていない大多数の人は神と人は分離していると信じはじめたのです。我々には関係ない!が合言葉でした。


単なる「風船」ではなく「超圧縮風船」が常に個人を閉じこめています。
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