思考観察1日目


酔っ払った状態で書くのも変ですが、飲みながらも思考観察をしてみました。


私は見てる風景に気づいている存在に意識を向け、体験の主体を発見しようと何度も試みました。
何だか後頭部がムズムズするような気がします。


Y氏の本を読みながら少し「最初の一瞥」とはこれだろうか?という
後頭部にぽっかり円形の穴が開いたような気が数瞬したのですが、歩いている時、会話している時、何か行動している時はその感覚を見失ってしまうようです。
かなり微細な感覚なんだなと思いました。


この体験の主体の発見には今の私には5秒くらい「セットする時間」がかかります。
またうまくセットできない時もあります。
またすぐ見失ってしまって、やり直すのですが、随分忘れている時間があります。
果たしてこれで一日訓練したことになるのかよくわからないのですが、
円形の穴が開いたように感じた時、これかもしれないとはなんとなく思ったのを覚えています。


(補足)
特殊な「最初の一瞥」をイメージすることが複雑な工程を生みます。それらはまずすべて誤りだと思います。1秒後は必要ありません。必要なのはいまだけであり、セットする時間がかかると思っているのは誤解です。いままでもあったし、いまもあり、これからもあるが、いまに気づいていなかっただけ。思考の発生タイミングに気づいていなかっただけ。なぜ思考の発生タイミングに気づかないのか。それは別のものを見ているからです。自分以外の別のものを見ているからです。それを無意識と言いますが、意識がないわけではなく、マインドと自己同一化し、対象を探し求める「しかない」と思い込んでいるからです。想像のレールに乗って、決められた(と思い込んでいる)路線を走っています。


今、自分に気づいている。今「私」の発生源を観察している。思考の発生に即座に気づいている。
「ただある」なら、それらが可能です。
02 2024/03 04
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Fiora & nobody