死と神


死神ではありません。死と神です。
死と神がともにあゆんでいます。


あなたの一番にくにくしい敵を思い浮かべてください。
憎いのは、あなたが死を忘れているからです。


死とともにあゆんでいることをいつのまにか忘れているからです。


わすれないでください。
そして花を手向けてください。


生きるとは死と神とあゆんでいることです。



合意


人生に入る前に、あなたは「合意」を経験しています。
合意した相手はあなたの支援者であり、魂の総意であり、輝く光です。


何に合意したかといえば、愛することと学ぶことを骨子とする「全体の利益」に合意しました。
あなたの利益は含まれていません。
その理由は帰還すればわかりますが、その前に思い出してください。


全体にはあなたが含まれています。
全体と分離したあなたはいません。


合意はいまも有効です。
この合意を運命と呼ぶなら、これと調和することがどれほど大切か直感でわかるのではないでしょうか。



子供たちよ


旅を楽しんでいますか。
あなたたちはいま果たしつつある計画があることを納得できるでしょうか。


生まれたことが偶然であるという疑いを乗り越え
ビリヤードのようにニュートン力学に支配された宇宙観を乗り越え
個別のドラマを描きながらも


あなたたち一人ひとりに天命があるのです。


いま大切な分岐点にさしかかっています。
親戚のおじさんやおばさんが慣れない土地に住むあなたを訪ねてきているとしましょう。


道案内ができるのは誰ですか。
この地上の世界を十分に知り尽くしているあなたがたのはずです。


わたしたちの手をひいてくださいますか。
わたしたちに地上の世界を案内してください。


ひとつひとつあなたの状況と周囲を取り巻くニュースを説明してください。
意見を聞きたいのではありません。
あなたの感覚を知りたいのです。


与えられたニュースにあなたがたはどう反応していますか。
それが創造の瞬間であることに気づいていてください。


あなたの絵筆は反応です。
つねに最も高いあなたでいてください。


この地上の案内人の役を引き受けたのはあなたがたです。
いま天と地の調和を描いてください。


最も高いものを信じていてください。
最も心やさしいあなたでいてください。


この自分に、ありのままのみんなに、今日をありがとう。