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手放しゆだねる瞬間


スカイダイビングでもバンジージャンプでも、一番怖いのは飛び降りる瞬間です。
その時にならないと、どれだけ「地面」にしがみついているかはわかりません。


安定なんてとんでもない。コントロールも結果も何もありません。
それでも手放すのですか?
それでもゆだねるのですか?


その質問の答えが自由落下です。方向はないためそれは自由飛翔です。


覚醒は、そういう意味では物理法則です。


「私」という地面を手放すなら、本当にある景色がそのまま広がります。


西行の歌ですが、


をしむとも
をしまれぬべき
このよかは
身をすててこそ
身をばたすけめ


いくら惜しみ執着したとて、とうてい最後まで惜しみ通すことのできる浮世であろうか、そうではない。そのような世にあっては俗なこの身を捨てて出家してこそはじめてこの身を助けよう。


私=肉体
その私が出家する、と考えている間は違います。
私=肉体
の観念が本当かどうか調査し、不動の源「いま」があるだけで「私」は存在しないことを思い出せば出家ではなくて、ただひとつの家に帰還したことになります。



動くもの基準


動くもの(形あるもの)が動くもの基準で物事を見ています。それが人間です。


静止している覚醒が在ることに気づいて、
動かない(形がない)覚醒の中で、人間が動いていることに気づきます。


実は、動かない基準だった本当のわたしに気づいていなかったため、
動くもの基準で物事を(不自然に)見ていたことに気づきます。


最初から動かないものだったのに、
見られるものである人間の混乱に巻き込まれていたことに気づくわけです。


混乱していたのは人間です。マインドであり、記憶であり、自我です。
本当のわたしたちは混乱していません。


動くものを自分だと同一視していただけ。


解放とはなんでしょうか。


どこにも束縛はなかったと気づくことです。


束縛はあるのだと思い込んでいただけだったこと、束縛は錯覚以外の何物でもなかったことに気づくことです。


現れたものは去っていきます。
束縛が現れたものである場合、必ず去るからそもそも心配する必要がありません。


覚醒者というのは、あ、わたしって覚醒だったと気づいた後の人たちのことです。


落ち込む時間は非常に短いです。なぜなら、同一視しながら生きていないからです。


瞬間的には落ち込みはやって来るけれども、それを掴む原因は手放されているため落ち込みが持続しません。落ち込みは本来の自然な落ち込みのまま去っていきます。


動くもの基準は、分離基準です。
苦しみを生むだけではなく、生きにくいです。
なぜなら努力を要求する視線だからです。


必ず何らかの努力をしなければならないという強迫観念を抱えています。
それは構築された感覚、緊張です。


海に入ります。
ぷかぷか浮くためには力を抜かなくてはなりません。


ところが力がうまく抜けません。
それは「(分離した個人の)私がいる」という観念を奥底で握り締めているからです。


この観念に気づき、調査し、手放すまでは力は抜けません。


「最も楽な呼吸法」を57万円で販売するとします。


その最も楽な呼吸法とは、呼吸法のことを忘れて呼吸している状態だったら、誰もが最初から自然に出来てますよね。


でも57万円で購入したこの呼吸法を練習し始めた途端、出来なくなるんです。
難しい!


いつになったら「ルールどおり」できるだろう。
吸って、吐いて、吸って、吐いて。


ルールとは観念です。観念に従おうとしているから難しいです。


「あるがまま」なら楽です。
ルールなんてないからです。あるがままにルールや条件はありません。
ノールール、無条件です。


あるがままに現れ・去っていくことをあるがままにさせるなら、
呼吸のことはきっと忘れ去り、最も楽な呼吸はすぐに実現できるでしょう。


覚醒とは、最も楽な呼吸が「あるがまま」であり、「あるがまま」が常にあることに気づき、わたしというものが存在せず、「あるがまま」は「あるがまま」でしかありえないと気づいて条件やルールを手放してしまった人たちが実現します。


彼ら・彼女らは、「私」がいるという錯覚をもう抱いていません。


あるのは「私」ではなく「あるがまま」だからです。






鈴木○○さん、また素敵なワークを紹介されてますね。


円や球は完全性の象徴です。彼は常に心中の太陽とともに歩もうとされているんですね。



この自分に、ありのままのみんなに、今日をありがとう。
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