レーザービーム「私は肉体だ」
意識の焦点が注目していること(現在進行形)が世界に反映されている(現在進行形)んです。
それは「私は肉体だ」と強くレーザービームを当てるほど
世界が固く、彩りのないモンスターとして動き出してしまうことです。
今この瞬間、このレーザービームを放っているのか、いないのか、が現実を分けているのだと感じます。
このレーザービームは、実際のところ誰かに放ってとお願いされたことはありません。
幼少期から、誤解して生まれた習慣です。
昨日カレーを食べた。カレーはおいしかった。またカレーが食べたい。
「私は」カレーが好き。
記憶の呼び出しを覚えた頃から「私」が生まれました。
これがレーザービームのスタートでした。
ホースと流れと真の勝利
水の入ったホースがあります。両側に出口があり、一方の出口を押さえると、水の流れはぴったり止まります。
これが人間関係と同じです。
癒しあう人間関係は、「どちらの出口も開いている」ときのみ流れます。
一方が閉じてしまえば、流れ全体が止まりますから、
すべての他人に対して「閉じている」人には
一切流れがありません。
その人のホースの出口は閉じているから仕方ありません。
この人にはいま「通じてないな」と感じる人間関係ありますよね。
あなたに対して「閉じている」ことは直感的に感覚できるんです。
ではホースの出口を開けばいいんでしょうか。
そうではありません。
開いていても、閉じていても、それはあなたが決めていることではないんです。
いま開こう、いま閉じようと思って管理している主体は存在しません。
このホースと流れは、映像なんです。既に決まっている映像です。
中にはとんでもなく閉じまくっているホースがあるかもしれない。
でもそのホースはあなたではないんです。
ただ単にそういうホースなんです。
あなたは、ホースではなく、閉じていようと開いていようと、映像がどうであろうと、それらすべてと「ともにある」愛なんです。
自分はこの閉じている残念なホース(人間関係)に過ぎないと誤解(同一視)している自我が、本当のあなたを引き入れるスペースを空けてくれれば万事解決します。
スペースを空けてくれずに、思考の独裁国家状態を続けてくれると、愛が作用することができません。
自我の力というのは、ただこれだけです。
「愛を邪魔できる」
この一点です。
真の勝利は、ホースの現状がどうであろうと一切無視して、愛を邪魔しないことにあります。
愛が隣に座るためのスペースを空けることなんです。
この自分に、ありのままのみんなに、今日をありがとう。
HN:
Fiora & nobody