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生まれてきてよかった
生きていてよかった
あなたに出会えてよかった



内側と外側をパッと無くし、私がいないことだけを痛感する その11


ワイパー論を理屈で分解すると


ワイパーが右に左にさっ。さっ。と動きます。
あなたの目は反射的にそれを追うんです。
これは反射的なもので、誰も悪くありません。もしこの反射で追うマインドがないのだったら、普段の生活はできません。


ただここで理解できることは、この反射的な目の動きにより、
その「奥のもの」は見えなくなるということです。


より粗雑なもの、に目をとられることで、より精細なものは見えなくなります。


マインド、つまり思考や感情は常にこの事態を引き起こしているんです。


思考は思考のみで構成された思考体のようなものをつくっています。
それが「オラ」です。その奥の本当の「わたし」とは違います。


「オラ」は構成された擬似感覚です。断続的に発生しています。


オラはオラから見た世界を見ています。
断続的に呼び出されているのですから、一回一回このオラは違うオラです。
継続しているような気がしていますが、断続しているものを「習慣」として呼び出しているだけです。


世界の体験は、この「オラ」を通して体験するしかない、と思考体のオラがさらなる思考を引き寄せながら思い込んでいます。


思い込んでいるのは「オラ」です。
ですが継続していないので、習慣として発生させて、記憶に基づいて擬似感覚が擬似感覚を引き継いでいるわけです。
それはオラAがメモ用紙(脳)に情報を書き残し
5分後に発生したオラBがそのメモを読んで、


さも「自分が5分前に体験した」ことのように思い込む自己暗示の習慣化です。


オラはこのトリックに自分で気づいていません。
なぜならオラは常に新品のオラだからです。継続実体ではありません。


この擬似感覚を継続主体として思い込む「習慣」まで含めて「オラ」です。
「オラ」は記憶の呼び出しから発生する断続的な瞬間意識です。


ではこの「オラ」の擬似感覚に拘束力はあるのでしょうか。
これが強力にあるんです。だから私たちは苦しみ、七転八倒することになっています。
出口がわからない以上、そう簡単には逃げられないからです。


「オラ」は肉体=自分という観念を採用することで、時間と空間の中を動き回る個人としての自分の観念を膨大なメモ用紙に書き残しています。
何年分書き残しているかみなさんもよくご存知です。


青春時代の思い出から好きな食べ物、嫌いなタイプの特徴、封印した懺悔の部屋、全部メモってあります。でもこのメモのおかげで多くのことができているのですから、記憶喪失に陥ったらほとんど「個人」として活動できません。
逆に言えば「個人」のほとんどの中身はこの「データ」と「パターン化された反応」にすぎませんよね。


オラは先日の人間モードの感覚です。
このオラのまま、どう努力しても解放はありません。


オラは今この瞬間に「転換」しなければなりません。


ワイパー論の中で、ムージが説明していたある時点で道路への「集中」が起こり、ワイパーが気にならなくなる瞬間が訪れます。この「集中」が「転換」です。


思考が流れてきてももう気になりません。ただサラサラと流れていきます。
そして、スペースを感じることができます。
このスペース、広がり、くつろぎ、ゆるみは「それまでずっと感じてきた苦しみのすべてから解放されている」ことがわかります。


質的に、オラの狭さとまったく違うんです。
5センチと3000メートルです。


それだけの差がありますから、転換さえできれば、すぐにわかります。ぱっと楽になります。


イメージの方向としては、
まず内側と外側を無くすと「境界線」が無くなります。
単なる印象としての自我、オラはそこで消えます。だって見渡してもどこにもオラはいませんから。


そうすると時間が、なくなります。
時間の中を移動しているオラがいなくなったからです。
時間感覚というのは「オラが持ってた」んです。


時間がなくなり、静止した空間が残ります。
動きの起こりはありますが、空間は「静止」しています。


内側と外側が無くなり、オラが消え、時間が停まります。


時間が消えたことを強く強く感じてください。


求める動機、行為しようとする動機がオラとともに消えます。
抵抗が静まっていきます。


何かを変えるために転換「しようとする」のではなくて、
転換したがっているオラが本当に存在していないのか確かめてください。


「オラ」と「時間」のない空間に、妙な感覚が生まれませんか?
誰もいない空間です。でも起こりは起こりつづけています。


粗雑なものを無視します。特にワイパーとハンドルをセットで切るという「思い込み」を無視しようとしています。そして残るものは、否定しようのないものです。
明日につづきます。


この自分に、ありのままのみんなに、今日をありがとう。
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