ガーゴイル / ネメシス・ラ・アルゴール
ネオアトランティスの首領。尊大にして傲岸不遜、野望達成のためには、自分の部下でさえ平然と殺す非情さと、卑劣な手段すら合理的に事を進めているだけと言い切る冷酷さを持つ男。
自らを「アトランティス人の末裔」「神」と称し、人間を愚かな下等生物と見下してアトランティス人の下僕(本来の位置)に戻そうとしていた。かつてアフリカにあったタルテソス王国の宰相でネモの友人でもあったが、クーデターを起こし王妃(ネモの妻、ナディアとネオの母)を暗殺。王国を乗っ取り、バベルの塔を稼働させるも、ネモの妨害で頓挫。バベルの塔は崩壊しタルテソス王国は滅亡してしまう。以降、自ら率いる組織ネオアトランティスによる野望達成を目指していた。
最終話において、最後の光を放つブルーウォーターを止めようと「アトランティス人以外その中で生きられない」光に触れたとき、自らの体が塩に変わっていったことで、自分もまた「愚かな下等生物」人間だったことを知り、驚愕と失意の中、ネモに別れを告げながら塩の柱と化していった(その一瞬だけ仮面が割れて素顔が見え、「人間として描かれた」)。



ガーゴイルという人物は地球人を愚かな下等生物と見下していたんですが、最後に「自分も地球人」だったことに気づいてびっくりします。


こういうのは人種差別の中でもよくある話です。
特定の人種をひどく嫌う人種差別主義者だった人が、実は自分の家系の中にその人種の血が流れている事実を知ることになります。


人は「自分とは関係ない」と思っているから愛がない態度をとれるんですね。
本当の意味で、自分の中にもすべての因子を見つけていたら「愛」から離れることはできません。


つまり自分の中に対して「無知」な人だけが愛を見失うんです。


わたしたちは、ただ自分を知りにここに来ているのではないでしょうか。
いままでのすべての失敗も、いまのこの体験も、祝福そのもの、
愛であるとは言えないでしょうか。


ガーゴイルは愚かでしょうか。愚かです。
そして彼はわたしたちの姿そのものです。


なぜ人間体験を嫌うのか。
それは自分とは関係ない、自分の外にある他として虐げてやる!という態度を採っているからです。


内に迎え入れていないからです。
おかえりと出迎えていないからです。


内に迎えることと愛することは一つです。


今日をありがとうございました。
03 2020/04 05
S M T W T F S
8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30
HN:
Fiora & nobody