線路


列車の下に線路があります。
走るルートは線路の上と「決まっている」ので、少しでも「ズレる」と緊張が走ります。


ズレてない?これちょっとズレてない?といつも不安です。


誰が線路の上を走れなどと命じたのでしょうか。
ここで観察をして、あれ?


「ワタシ」「センロ」「ツクッタ」
(主に頭と心の中にです)


と気づきます。
良かれと思って線路をつくった。効率的だと思って線路をつくった。
つくったマトモな理由はあるんですが、緊張の原因が線路の上を走らなければならない、という想いにあるなら、もう楽になりたい。


どこからどこまでズレてようと。
今の列車のそのままを認めて、列車に今があるなら、未来は勝手に運ばれてくるのだから、今の列車だけ信頼しよう。今この瞬間を信頼しよう。


と見方を変え、「楽になれたかどうか」を懸命に確認します。
もしホッと息を吐くように楽になれた感覚が生まれたのなら、その方向だと思うんです。



ここから逃げたい。ここよりもっといい場所がある。
そう思っているときが一番苦しいのです。
ここをどう思うかはあなたの自由です。
事実神はここ以外の場所を与えたことはありません。


今日をありがとう。
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Fiora & nobody