非常事態に一番強い人はどんな人?
分けない人です。
A対Bに分割してから喧嘩を始める人が一番力を失います。
自と他を分けて他人に迷惑をかけては云々というのは、非常事態に屁のつっぱりにもなりません。
自分の中の心の動きもそうです。
いい動き VS わるい動き
と(最終的に)決定できるのは自分だけです。
その喧嘩で得たものはなんでしょうか。なにも得てないなら無意味な喧嘩はやめたほうがいいです。動きは動きです。いいか、わるいか、はかなり後にならないとわからなかったりしますし、判断が間違うこともザラにあります。
すべてをひっくるめて、わたしです。
トータルな人が本来の柔軟性や力強さを発揮します。
非常事態では、大雑把に正しければいいんです。
細かく検討する時間もなければ、状況の変化も予想できません。
弱いのは分割するから弱いんです。
人間が瞬間そのものとして自己を肯定したとき、いきなり粘り強くなります。
肩の力は抜けきり、1人10役をこなす無心の水鏡のように移り変わっていく流れそのものになります。
いま、ある。状況はその場その場で勝手に決まります。
分割して、部分の要素だけが他を引っ張る事態ってあるでしょうか。
ないです。そう見えるだけです。
何が起こるときも、全体が要因となって、全体の結果を引き起こしています。
御嶽山が噴火して3分後のことです。
愛は的を外さないのだと言われていました。
これからますます表面的に見えることよりも、その奥の真意をどう感じるか(信じるかではなく)の話になるのかもしれません。
表面的には、尖ってるものは尖ってるように見えるんです。
すごく深い恋をして、相手がキラキラ輝いているように見えるとき、
実はそのキラキラは自分の内側から発してるんですよね。
外の対象にそれがある、属していると誤解しているんです。
だから人は、キラキラを自分の内側に探すことが最も賢明なあり方なんです。
この自分に、ありのままのみんなに、今日をありがとう。
HN:
Fiora & nobody