S(真我)を生きる 足跡4日目


(3時13分追記。私はフィオラの言うことを真性異言以後軽んじているつもりはありません。でもどこかに彼女は味方で、死神という発言は違うのではないかという無意識の期待や甘えがありました。今さっき交通事故がありました。夜中に雷が落ちたような大きな音がして、確認して来ました。ほとんどありえない確率で私の自宅のすぐ10M離れた場所にあるガードレールが吹っ飛び乗用車が一台横倒しになっていました。かけつけた時は車の中に2人人が取り残されておりガソリンが漏れている状況でした。幸い脱出することができ、死者は出ませんでした。怪我の程度も見た限りでは全員立って動けていたので問題ないようには思います。今は救急車と警察が騒がしい中書いています。この事故のことはわかりませんが、偶然だとは思いません。今からフィオラと話し、明日また更新します)


こんばんは。昨日のLEVEL4の説明を踏まえて、今までこの日記でS(真我・静寂)と簡易的に記号化したものをLEVEL4と記載していきます。意識意識とした方が二段構えの移動よりわかりやすいかも知れません。気づいている意識です。最古記事に説明を追加しておきます。こうやって今この瞬間4階層のどれを「選んで」いるのか常に自覚することがLEVEL4の定着(観察視点の定着)にさらに加速をつけると思っています。LEVEL3の感情もできれば同時解放することや、サレンダーまでの含みも視野に入れます。そこへの行き方はわからないと投げているわけではないんです。思考に気づいている視点や二段構えの移動、無指向・無抵抗などをより詳細に描写して実用性を高めたいのです。有名なラマナ・マハルシの私は誰?はLEVEL4への指差しです。

昨日の内容を言い換えると

LEVEL1「肉体意識」
LEVEL2「意識外出」
LEVEL3「思考感情」
LEVEL4「意識意識」

の水平の4階層があり、私たちはほとんどの場合LEVEL4の存在を知りません。
LEVEL4に行き着くことは皆さん人生の中で何度も経験済なんですが、気づかないことがほとんどだと思います。いつ訪れるか法則性がまったくありません。もう何でもアリです。何故かと言うと「思ったことが見える」世界だからです。現実の体験とは大抵は意識が「外出」してしまうLEVEL2での体験だと思ってますし、「思考」と「感情」の階層LEVEL3で喜怒哀楽を体験しています。

LEVEL1,2,3のどれであっても遍在は満ちているのですが、そのパワーを実感できるかというとできません。この原因が「自分」の存在、自我の存在です。実体はないのですが、私たちは無意識に実体だと信じ込む(無意識の指向性)ために本当の風景がみえなくなるのです。その指向性が「限界」の壁そのものとなります。悟りというのは本質的に自我が溶けてしまったかどうかによるのだと思います。境界線が溶けて初めて大海の中であったことに気づく、非常に単純な話です。

溶けてしまう。これを自我は怖ろしく感じます。「自分」がくっきりと存在するためには、差異を際立たせ、「他人」の実在を信じる必要があるのです。ここにパソコンが存在すること、世界はニュースのままに「実在」していること、それを検証しないままに「信仰」しています。

この世界が修行場である、というのもある種の信仰に過ぎません。実体は修行場であるとも言えるし、修行場でないとも言える。意味があるとも言えるし、意味がないとも言える。二元のどちらも不正解です。意味とは指向であり、指向とは実在ではなく、実在の「動き」に過ぎません。

中世の頃「世界の果て」があると信じられてきました。平面のプレートのように存在していると信じられてきた海は崖のように下に沈みこみ、どこか深遠に落ちてしまうと。嘘です。でも信じていました。観察そのものが観察対象に影響を与える不確定性原理など知られていませんでした。

私たち現代人も「世界の果て」を無意識に信じています。「死」です。肉体は死亡し、動かなくなる。それまで話せた人と話せなくなる例外なしの肉眼での観察結果から、「死」をほとんど間違いないものとして確信しています。赤外線や紫外線が不可視の光線であり、不可視の光線が実在であることを知っているのにです。一般常識的には不可視のものをわざわざ検証する時間を不合理だと捉えます。それはつまり銃弾が皮膚の1ミリ先を通っても「実害」がないと考えているのです。あくまで肉体しか自分ではないという強烈な信仰です。地球上の信念体系の中でも最大勢力です。


以下kosumosuのメモ様より転載させていただきます。

『神はいずこに(バーナデット・ロバーツ)』の「まえがき」より
「開かれた心」に関する章で、私は「判断」という言葉を使っていますが、それは意識的に行われる道徳的判断のことではなく、心の自動的な識別作用を指しています。この無意識的な識別作用は、それ自体、微細な形態な判断なのですが、自己意識とあまりにも密接に結びついているため、この作用が停止すれば、自己意識も停止してしまうでしょう。一例をあげるなら、私たちは人と会ったとたん、反射的に自分自身を意識します。そしてこの反射(再帰)的な内省作用と共に、連想作用が働き始めます。
けれども、私たちはこの微妙な識別作用を経ずに世界や人々を見られるようにならなければ、それらをありのままに見ることはできないのです。それまでは、それらを自分の中にあるイメージとして見ているだけであり、それはあるがままを見ることとはまったく異なります。
私たちは、他者をまったく新たなものとして、あるいは初めて会ったときのように見ることができなければ、他者の中にも自分自身の中にも変化を起こすことはできません。ですから、私が今述べている微妙なかたちの識別作用は、より完全な慈愛、同情、赦し、正義などを求めるうえでの妨げになるのです。
ここで理解すべき重要な点は、この瞬間に反応する意識は対象を自動的に識別するということです。こうした識別作用を行っているさなかにその心に気づくようになるなら、私たちはやがて、心が自らを意識する行為の真っ最中に、その心をつかまえられるようになるでしょう。
私がこの章で述べておきたかったのは、心には自動的で無意識な活動があり、その活動において、識別作用と自己意識は別物ではない(すなわち、識別作用の停止は自己意識の停止に等しい)ということの発見だったのです。
そのときは気づかないかもしれませんが、この発見は、やがて訪れる自己意識の停止に向けての重要な洞察ないし準備となります。この識別作用は、当初は微細なレベルでの判断であるように思われますが、やがて、微細なレベルでの自己意識であることが判明するのです。




自動的な識別作用という認識の重要性はチェインスモーカーが禁煙に成功する上で欠かせません。勝手に両手がタバコに火をつけてるのです。わざとじゃないです。物心ついて以来、私たちは「自分」という感覚「自我」の正体を検証してこなかっただけで、無意識に今もコントロールされ続けています。それは一度「停止」させなければ、LEVEL2,3で嫌なものを避け、欲しいものを追い求め、私たちはのたうち回ってしまいます。禁煙に例えてはいますが、この重要性はその比ではないと思います。


勝手に「思考している」
勝手に「指向している」
勝手に「感情を閉じ込めているか条件反射的に撒き散らしている」


LEVEL3で活動を続ける自動的識別作用と微細な意識を甘く見ることはできません。
自我は本当に素早く巧妙であり、その速度に追いつくためには「力を抜いた時」「全て忘れ去った時」あなたの本体LEVEL4(意識意識)に戻っていることを思い出すよう訓練することが近道だと思うのです。

何らかのリストを携えて「これをやって、次にあれをやって…」と覚えていなければならないのなら、「きっと忘れて」しまいます。忘れる対象だから当然のことです。
でもLEVEL4は忘れる対象ではなく、あなたです。今自分がLEVEL3にいてコントロールされている可能性を常に思い出せるLEVEL4を自分の中に見つけてしまえばこの状況は一変します。

LEVEL4とは一番力を抜いた時、努力をやめた時、する事を停止した時に発見するものだと思います。だから「努力家」こそ忘れてしまうのです。リラックスしましょう。私たちは本当の自分の力をまだ知りません。

定着まではスイッチのON,OFFで捉えるのは役に立ちます。
今ONですか?問われているのはそれだけです。
「頭の中」だけ見張ってますか?
文字を読んでいる時に黙読の音をLEVEL4から聴くのは大変ではありませんか?
ではリラックスです。全部忘れてしまいましょう。
全部忘れると「本当のあなた」だけ残るはずです。そうです。それがLEVEL4の維持なんです。

あなたが覚えていよう覚えていようと念仏を唱えているとLEVEL3にすべり落ちます。そのすべり落ちる自分をLEVEL4から見てますか?見てないならリラックスです。
だから時々、リラックス。何も指向しないあの位置に。変な訓練なんですよね本当に。
でもこれはこの先ずっとあなたを助けるはずです。全部忘れても残るということは、この先どう状況が変化しようとこれだけは無駄になりません。

本当のあなたの呼吸を思い出すリラックス禁煙訓練です。
フィオラ、この説明の方向性は皆さんに有用ですか?


LEVEL4に関しては有用です
(今どこに位置しているかの)自覚があなたを導きます


たとえばお聞きになったことがある方もいると思いますが、無意識についてしまった肉体の姿勢や動き方などを意識下で修正するアレクサンダーテクニークなどもLEVEL1の有用な応用テクニックだと思います。リリース・テクニック(セドナ・メソッド)などもLEVEL3感情解放の応用テクニックでしょう。無意識→意識へ。が共通点です。


LEVEL4は意識を意識します。無意識に意識を自我の自動的な識別作用やパターンに任せてしまっている状態から解放します。今夜もありがとうございました。

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