S(真我)を生きる 足跡6日目


こんばんは。私は書く時「誰?」と問い始め、皆さんは読む時「誰?」と問い始め、この答えが一致するなら分離は錯覚だったことになります。同じひとつの背景に異なる個性があることになります。

水曜日のわたしと木曜日のわたしは違います。
叡智は今この瞬間にわたしにとって何が最善かを示す一人一人に最初から内在するパワーです。
それを信頼すればするほど過去や記憶など不要なものになっていきます。本当でしょうか?
試してみればいいのです。簡単な話です。

現在進行形って言葉があります。
すべては現在進行形だと言われています。
過去・現在・未来はない。
現在進行形の今がある。
すべては今起きつつある。
誰かが胸倉つかみあって喧嘩している今
誰かが子供を抱きしめている今
誰かが空想している今
誰かが希望の光をみている今
今。今。今。ひとつ。
本当でしょうか?試してみればいいのです。

わたしたちは計算します。
裏には周囲が不確かだとの信念があるのだと思います。
偶然だ。ボウフラだ。意味などない。
そうでしょうか。
その信念が今起きつつある現在進行形のものだと気づかないのは今何かを無意識に指向しているからではないでしょうか。

考えるまでもない。
既に出ている結論なのだから。
そうでしょうか。
今結論をありのままの風景に上書きしつつあるのではないでしょうか。
信じるものを見つつあるつもりになっていませんか。

今は発覚です。
わたしたちに都合の悪いことも発覚しつつあります。
都合の良いことばかりが起きた人生経験をもっている人はいないはずです。
良い悪いは指向であり、指向が世界を支配したことは一度もありません。
みーんな古いゴシップ詩のように埃にまみれ風雨にさらされ風化しつつあります。
セピア色のノスタルジーに見える人もいれば、真っ黒のマジックで荒々しく塗りつぶされた顔のない写真に見える人もいます。
感情が敷き詰められた今というタペストリーをわたしたちは今織りつつあります。
ときどき苦しいことも多いのですが、笑顔に救われることも多いです。

みんな記憶喪失なのかもしれないとは思いませんか。
あなたはジョン。
誰かにそう言われてジョンと名乗り始めます。
今ジョンという自己像が実は嘘なら?
検証だけはしてみる価値はありますよね。

誰かの断定を鵜呑みにして生きる必要ってどこにもないです。
あなたは、主役です。
この世は群像劇なのかと大人は思いがちですけれど、もっとシンプルらしいです。
世界の中心はあなたです。
神がそう望んだんです。証拠はあなたの意識です。
脇役Aが叫びます。他人と調和しろ!
神は囁きます。あなたはあなたと調和する道を生きつつある。
本当でしょうか?もう試すしかないでしょう。

あなたが主役に抜擢されたことを世界中の誰もが知らなくても一人あなただけは知っています。
あなたはあなたが世界の中心であることをただ一人確かに知る人物です。
文句はキャスティングした神様とかいう舞台監督が引き受けるのであって、あなたに罪はまったくありません。
あなたがあなたに寄り添うならば、意図的に誰かを傷つける選択肢は選ばないはずです。




フィオラ、会話しませんか?

どうぞ

人間ってどんな状況なんですか?質問が抽象的かも知れませんが、あなたから見て。

チーズトーストです

チーズトーストとは?

トーストはあなたの本質でとろけるチーズは信念の網です

前言ってた牛皮やオレンジカクテルみたいに練り込まれてるような?

そうです

そのとろけるチーズが竜巻の回転バランスを崩す原因ですか?

原因の一部です

他の原因とは?

今この永遠から遊離していることです

遊離を見ている?

心が遊離しているのです ありのまま体験していないからです

発覚にとどまっていないということですか?

そうです

LEVEL3の自動的識別作用によるのですか?

そうです

解決策は?

誰?と一日中問い続けなさい

信念だって神の一部でしょう?

神は全てです

信念がいけませんか?人間として生きる存在にとって。

あなたにとって柔軟性や適応能力を保つ信念ならいいでしょう

硬直した信念や今の変化に上書きするようなものは健康とは言えない?

そうです

自由とは何ですか?

今です 永遠の土曜日です

以前も言ってましたね。明日は日曜日でうきうきするような感覚?

そうです

そのうきうき感覚の背後にあるものとは?

光です

思い出すには何もしなければいいんですか?

今にあればいいのです

深海の受容のように?

そうあるよう勧めます

水の細胞はけなされ続けると境界がささくれだってぼやっとしてきます。自我とは境界ですか?

そのとおりです 存在しない境界です


LEVEL3(思考と感情)が発生したことに気づいた時点で「誰?」と問い、力を抜き、全て忘れ、指向性をなくし、常にあるLEVEL4(意識意識)あなたの本体に戻るという説明をしてきました。この日記が今とりあげる重要なことはこれしかありません。

私たちがいつまでも人生のトラップに引っかかるのは、この本当の自分の感覚を味わってそこに集中しないからだと私は思っています。実践しなければ意味がなく、感覚を味わわないと何の話だか伝わりません。

以前OSHOの「受け入れること」という話をのせましたが、タタータの背後にある心境こそ悟りの状態なのです。あれは外側からは白隠が「おお、そうなのか」と言っているだけに見えますが、彼が「透明な光」に浸かって生きている場合、外側から見えるものとはまったく違う次元のことが起きています。

私たちは悟りを求めますが、求めている状態は危険な状態です。「今ではない」という宣言と同じだからです。

それは「今ではない」のが確かなのだから、未来にある

と本当に無意識の底の底で信じているのがラスボスに近い敵なのです。
あなたは既に覚醒者です。あなたは肉体ではなく、透明な光です。それをもう一度みつけようとしているだけです。

それがみえないのは、背景(透明な光)の感覚を今忘れているからに過ぎません。

私たちは動く対象こそが実体だとみんなが信じている世界に降りてきて、いつの間にかものすごくこの信念に影響されてしまっています。未来はないんです。これ以上良くならないと自我が諦めないと、本当に見つからないんです。その求める苦しみがどんなものか私にはわかります。

私たちに確かにあるのは今だけです。
今ありのままに体験することを妨げているのが無意識の信念(指向性)の可能性があるのですから、誰?と問いながら検証しましょう。
今夜もありがとうございました。

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