S(深淵)を生きる 足跡10日目



こんばんは。日記をもっとわかりやすくシンプルにしようと思います。コメントでご要望がもし何かあればその都度対応しますので、コメントがない時はただの日記ということで雑談も書かせてください。

最初からすべてSから体験するよう訓練すればいいと思うんです。自我が諦めるまで。

思考観察にしても唯一の道などではなく、単にSから思考を観察すれば思考に強制力はなくなるということです。思考に従う必要はどこにもありません。

感情もSから観察すれば手放すことができます。

訓練前:(無意識S)→自我(思考と感情放置)→体験
定着前:(無意識S)→自我(思考と感情意識)→S→体験
定着後:S→体験

昨日こう書いたのですが、大事なのは「S→体験」の訓練だけです。
肉体や五感、思考や感情から離れた意識状態(S)が実在することに一度気づいた後は、Sから全部体験するよう訓練する。それだけの話です。思考の入り口にこだわる必要もありません。

根性論にはなるんですが、Sを思い出そうという人に「熱意」がない人はほとんどいない気がしてきました。この内容は初心者向けではないのでご了承ください。

起きている間中ずっと、(思考観察と無関係で)S接触を維持すればいいと思うんです。
昨日ぜろさんにご説明した2本の矢印の方法も簡単です。

見ている対象←あなた→あなたの頭の中のS

目の前の何かを見ている←状態で→を逆側に伸ばしあなたの目の奥の見ている主体「S」に接触します。この接触をずっと維持しながら生活します。Sを見失ったらまたSに戻る。これだけで定着します。

私はこのやり方をしたので、どのくらいつらいか(見失うか)はよくわかっているんですが、本気でこれをやる方ならかなり短期間で定着させられるように思います。頭痛が起きるのも覚悟の上でやれば、これほどシンプルなことはありません。頭痛と言っても筋肉痛のようなもので、深刻ではありません。

見ることから入るSも思考観察を3ヵ月やったのと同じ結果になります。外部風景と思考の起こりを同時に見ることができるようになります。


歯をくいしばって「ギギギギ…」と力を入れながらS移動し・接触を保ち生活する。見失う。何でこんなに難しいんだ!?違うんです。本来は難しくないんです。
あなたがスキーの初心者で、今日が訓練3日目だとします。全身筋肉痛です。余計な力みが入りまくっているからです。でも何が「余計」なのかがわからないから発生する当たり前の痛みなんです。訓練の最初は難しくて、努力で、痛いです。中盤も痛いです。後半は退屈までしてくるのでさらに痛いです。自我はあなたではありません。ただのゴーグルです。もう少しです。タバコに火をつけようとする震える手をもう片方の手で今日も押さえましょう。

痛み、または不快感が発生するということは、もっと力をいれなさいと言われているのではなく、もっと「力を抜きなさい」と言われているんです。どの部分に痛みが発生するのかをありのまま聞いた上で、素直に力を抜きにかかってください。そうすればエネルギーの導きに従うことになり、あなたにとっての一番いい道を示してくれます。

今日もありがとうございました。
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